Solo Exhibition SEKI 蹟

アート〇美空間Saga
Art bikukan Saga(KOBE)
2019/12/6 - 12/15
EXHIBITION
高僧の書いた書を墨蹟(ボクセキ)と言い
また書かれた字。また、その書きぶりを筆蹟(ヒッセキ)という。
蹟(セキ)とはー あと。あしあと。あとかた。
ただその人の言葉、文字を読むというよりも
墨のあと。筆のあと。にその人の息遣い、気配みたいなモノを感じ
蹟をたどりながら疑似体験していく。
そこに墨蹟の本質が潜むと感じている。
蹟(seki) Hiroshi Ueta Japanese caolligraphy exhibition @art bikukan Saga (KOBE) 6-15/Dec/2019 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
Solo Exhibition BOKUINSEIDO 墨韻生動

白沙村荘 橋本関雪記念館
HAKUSASONSO HASHIMOTO KANSETSU MUSEUM
2019/6/1 - 6/30
EXHIBITION
伝統的な南画の世界で謳われる「気韻生動」(気高い風格、気品が生き生きとしている様)。文人画家 橋本関雪はそれを作品から生命の表出している事と説く。
白沙村荘は橋本関雪が制作を行うアトリエとして造営した邸宅であり、その庭園、建築物の設計も彼の手によるもの。いわば橋本関雪の「気韻生動」がここにある。
自然の、いにしえの文人の、関雪の生命が結集し、表出しているこの白沙村荘から少しでもその意思(ISHI)を表現する事が私の今回のテーマであり、その美意識は今後の日本美術を考える上でも追及していくべき事なのではないだろうか。

Collaboration Dinner
Food
白沙村荘に併設されているレストランNOANOAのシェフ久世氏とのスペシャルコラボレーションディナー。「墨韻生動」の4文字をテーマにそれぞれの食事を楽しんで頂いた。
Exhibition at Musee Hubert

ヘーベルト美術館≪グルノーブル・フランス≫
Musee Hubert at Grenoble France
2018/12/22 - 3/25
carte blanche a Martine Rey
フランスの漆作家Martine Reyにより企画されたエスプリ・ジャパン。いわゆる日本の伝統ではなく、それらが今のアーティストによって如何に現代的に表現されているのかを示す展覧会。会期中書のワークショップが企画され、文房四宝(墨、紙、筆、硯)の事から、私が伝統の書からどの様にエッセンスを汲み取り表現しているのか、デジタルアートとしてVR等の表現を行っている事、そこから生まれた「沈黙」の作品に至る経緯を話し、実演した。
また唐突ながらメイン会場の壁面に直接製作する事を依頼され、点で表現した「沈黙」シリーズを限られたゲストの前で制作。墨、筆の音と、私の歩く音だけが響く、心地よく張りつめた空間の中制作を行った。
Solo Exhibition Silence 沈黙
ギャラリー佑英
Gallery YUEI
2017/9/23 - 9/30
EXHIBITION
---沈黙-----
書にとって最小の単位は点である。
点が線になり文字になる。
しかしそれは決して平面なもので無く
筆の上下運動を用いた奥がそこにはある。
その深さを筆線の中に用いたのが書の点。
墨はその筆跡を残しつつ浸透し
さらに奥へ奥へとつき進む。
それはまさに文字(声)になる前の
感動を刻み込んだ原始の痕跡と
言えるのではないだろうか。
Solo Exhibition Melody かなで

アート〇美空間Saga
ART BI-KUKAN Saga(KOBE)
2016/7/22 - 7/31
EXHIBITION
かなで(奏で=仮名手)
日本では古代より歌が詠まれ
その歌を書き記し、表現するモノとして
仮名が生まれた。
かなもじはうた。
かなからうまれるおんがく。
クラッシック音楽の様に
作品を巡る事でひとつの物語(曲)が
描けないのか?
どうぞ墨の余韻と共に
その響きに耳を傾けて下さい。
Solo Exhibition SHIRABE 調べ

ギャラリー佑英
Gallery YUEI(OSAKA)
2015/10/03 - 10/9
EXHIBITION
墨で書いた線や点。
これが集積し文字に成り、言葉になる。
言葉に成る前の原始の存在。
音符で言うとひとつの♪であるが
奏者にとってこのひとつが全てである事もある。
ひとつの線が
その先の調を奏でる。